第6回貸金試験結果験
厳格化された貸金業務取扱主任者の資格制度ですが、合格基準点が30点を下回る27点という基準点となりました。
合格者数は2,393人の合格率21.8%。過去一番の合格率の低さと、容易に資格取得できない資格試験として定着したとも言えます。
この資格の創設当初は合格率も高く、第1回試験の合格率は70.1%、第2回試験は65.2%でした。しかし貸金業法の改正に伴い、急激に難易度が上昇し、第5回、第6回資格試験の結果から、登竜門的なニュアンスはすっかり消えうせてしまいました。
今回の試験結果から、今後も問題の難易度は厳しいものになると見て良いでしょう。20点台後半から30点間で、20%ラインで合否が決定付けられることが予想されそうです。
【2012年1月16日】